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過食症の診断
過食症の診断では、正常なレベルと異常なレベルをきちんと分けて考えることが重要で、日常生活の中で、ついつい食べ過ぎてしまうということはよくありますし、食べ過ぎた分の埋め合わせをしようと体を動かしたりする場合も、よくあることです。
食べ過ぎによる摂取カロリーを減らそうとする行為は、ほとんどの人が経験していることですので、食べ過ぎを解消しようという行為は、さほど異常なレベルにあると言えません。
過食症の主な症状は、自分ではコントロール不能なドカ食いをしてしまうことと、この穴埋めをしようと無理なダイエットをするといった堂々巡りがあります。
過食後に、常軌を逸するほどの運動でカロリーを消費しようとするほかに、下剤や利尿剤を過剰に使用する、口にしたものを嘔吐により排出するなどの行為を繰り返すようになるのです。
過食後の解消行為は異常なレベルにあると言えますが、過食と代償行為の負のサイクルが習慣化しているか否かが、過食症の診断を左右します。
過食を行って、ひどく落ち込んだり、代償行為をしたとしても、行為が1度か2度であったという程度では心が異常になっているとは言えません。
過食症と診断されるためには、過食と代償行為のサイクルが、一週間のあいだに2度以上、そしてこの状態が3ヶ月以上に渡り継続していることなどが基準となっています。
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過食症の診断関連ページ
- 過食症の特徴
- 過食症の特徴ですが、過食症になっている場合に、多くは先に拒食症になっていて、その後過食症になっている場合が少なくないようです。